株式会社一理は、「私達はマチを マチのみんなを そして働くみんなを明るくします」という企業理念のもと、最先端のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。私たちは、デジタル技術を経営戦略の中核に据え、「お客様への新たな価値提供」と「人財の最大限の能力発揮」を通じて、持続的な成長を目指します。
DX戦略のビジョンと目標
一理は、コンビニエンスストア事業におけるリーディングカンパニーとして、ローソン本部との連携を深化させながら、常に最先端の技術を取り入れ、「未来のコンビニエンスストア像」を創造します。
主要目標:
- 顧客体験の向上と売上・粗利率の最大化:
- AI発注システムの最適化により、廃棄ロスを削減し、機会損失を最小化することで、2030年までに売上、粗利率を30%向上させます。
- データ活用を通じて、お客様一人ひとりに最適な商品・サービスを提供し、顧客満足度を高めます。
- 海外展開を含む100店舗運営体制の確立:
- 業務効率化と高品質な人財育成により、2035年までに国内外で100店舗の運営体制を確立します。
- 標準化された店舗運営とマネジメントをDXで実現し、規模拡大と同時に品質を維持・向上させます。
DX推進の重点テーマと具体的な取り組み
上記のビジョンと目標達成のため、私たちは以下のDXテーマに注力し、具体的な取り組みを推進します。
- データとAIを活用したインテリジェントな店舗運営
- AI発注システムの継続的な最適化: 顧客購買データや気象データなどをAIで分析し、発注精度を極限まで高めることで、常に最適な品揃えを実現し、お客様の「買いたい」に応えます。
- 店舗データのリアルタイム可視化と活用: モバイルデバイスで店舗データを即座に確認できる環境をさらに進化させ、店長やエリアマネージャーがデータに基づいた迅速な意思決定を行えるよう支援します。
- 本部業務の徹底した効率化: ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)やAIを導入し、契約管理、経理、総務などのバックオフィス業務を自動化。これにより、人財をより創造的・戦略的な業務へシフトさせます。
- DXによる「人財」の能力最大化と継続的な成長
- 教育時間の創出と質の向上: 既存業務の徹底した効率化によって生まれた時間を、スタッフの教育と能力開発に充当します。
これにより、2030年までに店長・スタッフが教育や顧客対応に割く時間を20%増加させます。 - VRを活用した実践的・多言語対応教育の深化: 新入スタッフの早期戦力化と店長のマネジメント能力向上を目指し、多言語対応VRシステムを用いた実践的な教育プログラムを強化・拡大します。
これにより、2030年までに新任店長の育成期間を20%短縮します。 - 情報共有と教育の平準化: 全店舗共通のナレッジマネジメントシステムやオンライン学習プラットフォームを構築し、質の高い情報と教育機会を全スタッフに均一に提供します。
- 外部教育の積極活用: 最先端の知識やスキルを取り入れるため、データサイエンスやリーダーシップ開発など、専門性の高い外部研修やセミナーを積極的に活用し、店長クラスから経営メンバー候補の育成を加速します。
DX推進体制と継続的な進化
一理のDXは、社長が強力なリーダーシップを発揮し、全従業員を巻き込みながら推進しています。私たちは、ローソン本部との連携をさらに強化することで、常に最新のデジタル技術や業界トレンドを取り入れ、DX戦略を進化させ続けます。
私たちのDX戦略は、単なる効率化に留まらず、お客様に求められ続けるコンビニエンスストアを創造し、スタッフ一人ひとりの成長とやりがいを追求するものです。一理は、DXを通じて、地域社会に貢献し、持続的な企業価値向上を実現してまいります。
情報セキュリティとリスク管理

私たちは、DXの基盤となる情報セキュリティを経営の最重要課題と位置付け、経済産業省の「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」に沿って、以下の継続的な取り組みを計画的に推進します。これにより、お客様と従業員の信頼を確保しながら、DXを安全かつ確実に実行します。
- 経営層のリーダーシップと全社的な体制構築
- 経営層の関与: 社長を最高情報セキュリティ責任者とし、サイバーセキュリティリスクを事業リスクの一つとして認識します。経営会議において、四半期ごとにセキュリティ対策の進捗状況をレビューし、必要な投資判断を行います。
- 責任者の任命と教育: 情報システム部門の責任者をCISO(最高情報セキュリティ責任者)補佐に任命し、セキュリティ管理体制を統括させます。また、経営層から現場まで、すべての従業員を対象としたサイバーセキュリティ教育を年2回実施し、意識向上を図ります。
- セキュリティ対策の実践とサプライチェーン管理
- セキュリティアクションの継続的実践: セキュリティアクション「二つ星」を宣言し、以下の対策を恒久的に実行します。
・OSやソフトウェアの脆弱性管理
・ウイルス対策ソフトの導入と最新化
・パスワードの複雑化と多要素認証の導入
・定期的なデータバックアップ
・脅威情報の継続的な収集と共有 - サプライチェーン全体のセキュリティ強化: 外部ベンダーや業務委託先に対し、当社のセキュリティ基準を明確に伝え、セキュリティ対策の遵守を義務付けます。これにより、サプライチェーン全体でのセキュリティリスクを低減します。
- 情報共有と教育の平準化: 全店舗共通のナレッジマネジメントシステムやオンライン学習プラットフォームを構築し、質の高い情報と教育機会を全スタッフに均一に提供します。
- 定期的なリスクアセスメントとPDCA: 年に1回、第三者機関による脆弱性診断を実施し、潜在的なリスクを評価します。その結果に基づき、対策を講じるとともに、四半期ごとのレビュー会議で改善計画の進捗を確認するPDCAサイクルを確立します。
- プライバシー保護とデータ活用のガバナンス
- 個人情報保護の厳格な遵守: お客様の個人情報保護を最重要課題とし、関連法令(個人情報保護法など)を厳格に遵守します。個人情報の取得、利用、管理に関する社内規程を整備し、定期的に監査を実施します。
- データ活用ルールの明確化: 顧客購買データは、個人が特定できないよう匿名加工した上で、AI発注システムの精度向上や顧客体験の最適化に活用します。データ利用目的を明確にし、お客様に安心してサービスを利用していただける透明性の高い運用体制を構築します。
これらの取り組みを通じて、情報セキュリティを単なる技術的な対策ではなく、企業価値を守り、向上させるための重要な経営戦略として位置づけ、真のDX企業へと進化してまいります。
